大切な一日

雨宮弘哲企画『銀幕の虎 vol.3 〜虎と龍〜』、今回も無事に幕を閉じることが出来ました。たくさんのご来場、本当にありがとうございました!この日を迎えるまでにフライヤーをつくったり、ひとりひとりに告知メールを打ったり、路上ライブで宣伝したり、あれこれと全力で突進してきましたので、悔いはありません。本番を迎える前から極度の緊張をしていて、ぼくはかなりのおっちょこちょいっぷりを発揮してしまいましたが、結果的には最高に幸せな時間の中をぷかぷか漂うように歌わせていただきました。願わくばその幸せが聴いてくれていた皆さんにも伝染していたのならうれしい限りです。はじめにこの日ライブをしないかとお店に誘われたこと、その日はふたりが阿佐ヶ谷に越してちょうど一年だったこと、それから思い切ってライブに龍之介さんをお誘いしたこと。すべてがいい形で繋がって、この日、入籍するに至りました。突然の発表を暖かく祝福してくれた皆さんに改めてお礼を言いたいです。龍之介さんはこの発表を受け、あらかじめ用意されたセットリストを頭から変更してくれました。突然で申し訳なかったけど、流れを大切にしてくれたことが嬉しかった。おかげでソースウィートな曲がたくさん聴けました。そしてその歌たちがぼくたちの大切な記念になりました。龍之介さんはささやかな幸せも辛い孤独な部分も決して逃げずに、しっかりと感じて、それを歌で表現しているから、その幸せがぼくにはたまらなく沁みるのです。最後には龍之介さんと雨宮弘哲で「虎の曲」と「龍の曲」をセッションしました。選曲は寅さんの「男はつらいよ」とドラゴンボールのテーマソング「チャラヘッチャラ」。我ながらいい選曲だったんじゃないかと笑。この曲を歌うのは一回きり、この記念日を過ごせるのは一回きり。そう思うとすべてのことが大切に思えて、ぼくはいつまでも余韻に浸っていました。ライブ後のビールがおいしかったなぁ。大切な一日をともに過ごしてくれたご来場の皆さん、会場の阿佐ヶ谷ハーネス、そして龍之介さんに心より感謝します。何回も言いますが、ありがとうございました!

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ふたりとも「虎と龍」のアロハシャツで演奏しました。

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阿佐ヶ谷ハーネス、店主の鎌田ひろゆきさんと。

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