プールにて

久々にプールへ泳ぎに行く。館内はソーシャルディスタンスを徹底してる感じで、検温されマスクの徹底、休憩室も低温サウナも使えない。プール内にはぼく以外ほんの数人しか泳いでなかったのにしばらくしてフェイスシールドをつけた若いインストラクターに「もう少し右側を泳いでください」とちょっと焦った感じで注意を受ける。暇そうではあるが、いつもより厳しい監視の目。背泳ぎだったしなあ、次は気をつけようと思い、今度はクロールでしっかり右側を泳ぎはじめる。1キロを泳ぎ切ろうとしてたとき、今度は色黒のマッチョなおじさんインストラクターに呼び止められる。またかと思ったら、顔を近づけてきて「水着の後ろがやばいことになってるのお気づきですか?」と囁くように告げられた。確認するとお尻のあたりがパックリ縦に破れていた。ついにきたか。。これ以上の悪化を避けるため「出ます」と告げてお尻を押さえながらプールを後にした。人が少なかったのが幸い。思えば中学のときから約30年間、毎年履いてきた水着である。破れるのも無理はない。いままでこの水着一着でどれだけ泳いできたことか。よく持ち堪えてくれました。本当にどうもありがとう。