震災後、テレビを見ていて

震災後テレビを見ているといつまでも
心が晴れないというか、
心がへとへとになる。
被災者の人たちのことを思うと胸が痛い。

福島の原発、本当に危機的な状況だけれど
テレビで政治家、評論家の発言はいつまでも上っ面で
うまくごまかすようなことしか言っていない。
なぜ情報操作しようとするのか、
その理由はだいたい察するけれど…

日本人全員が被曝者にならないためにも
もっと正確な情報を得て騙されないように
危機感を持っておかないといけないと思う。
そしてテレビは切迫した事態の深刻さを
さほど伝えてはくれない。

そもそも日本の原発におむつなんかついていないし
「チェルノブイリのようにはならない」っていう
官房長官の発言の根拠がまったく不明だし
被害の確率よりも最大の被害を予測するべきだし
それがチェルノブイリよりマシだとしても
被害は相当ひどいわけだし
放射能にしたって、ほうれん草や牛乳にしたって
「人体に ”直ちに” 影響はない」という言葉の意味とか
考えてみれば怪しいことばかり。

まだ小さな息子を抱えて避難生活を送ってる
福島の友だち家族のことを思うと胸が痛い。

どうか被災者の人たちはこの辛い日々を
希望を失うことなく乗り越えてほしい。
無責任な言葉だけれど、今はそう願うしかない。