山梨の昔から縁のあるみなさんとの再会がうれしい夜でした。
中学3年のときに初めて甲府ハーパーズミルを訪ね、それからひとり通うように、友部正人さん、高田渡さん、シバさん、遠藤ミチロウさん、どんとさん、知久寿焼さん、、あげればキリがないけれど、山梨の片田舎で暮らしながら一癖も二癖もある個性豊かなシンガーソングライターの生のライブを10代にしてここでたくさん体験させてもらい、そのことが今も自分の音楽のルーツとして生き続けているということを昨夜あらためて実感させてもらいました。いつからか自分もハーパーズミルでライブをするようになり、店主の坂田久さん、岩崎けんいちさん、河口修二さんをはじめ、たくさんのミュージシャンとそこで知り合うことが出来きたのも今回の山梨ナイトにちゃんと繋がっていた。
今思えば当時は酷いライブもたくさんやっていて、そんなぼくをずっと見ていた坂田さんや岩崎さんと時を経て、同じ東京吉祥寺曼荼羅のステージに立ち、今の姿でお互いに歌い、感じ、語り、笑える、そんなことがただただうれしかったのです。
一旦お休みとなる山梨ナイト。最初から最後までそれぞれの世界を歌い奏でるみんなの姿に目が離せなかった。岩崎けんいちさんの溢れるユーモアと愛、河口修二さんの丁寧で心地よいギターと言葉の世界、坂田久さんと金森裕之さんのたおやかなハーモニーと哲学、そして最後にはぼくを後ろで支えてくれたピアノ宮田真由美さんとサックス広瀬波子さんも加わり、出演者全員でアイシャルビーリリーストをセッションしました。何度も歌ってる曲だけど、たくさんのお客さんに見守られて感慨深く、いつまでも余韻が残った。
ライブを楽しんでくれたお客さん、岩崎さん、曼荼羅、山梨ナイト、
今回も本当にありがとうございました。
まだまだ頑張って頑張っていこうと思いました。
こんな日をまたいつか悔いなく過ごすためにも。