秩父HONKY TONKにて友部正人さんのライブのオープニングで歌わせていただきました!満員のお客さま、遠方からもご来場くださり、本当にありがとうございました!忘れることの出来ないいい夜がまたひとつ自分の中に刻まれました。
デビューから50年以上のキャリアがあり、数々の代表曲がある中で、ライブでは新曲も積極的に歌われていて、その新曲のフレーズが一番印象深かったりするのがやはりすごい。ぼくもデビューして20年になるのですが、僕より30年先を歩んでいる友部さんの道は僕にとっては未知なわけで、そんな僕に愛を持ってしっかりお手本を示してくれたような、そんなふうに友部さんのライブを受け取らせていただきました。
コロナ禍の間に変わり果てた渋谷に行き、銀座線がどこかわからなくなってしまい、「田舎者になったね、ぼくたち」とつぶやくように歌う新曲が今回は特に印象に残りました。
70年代にフォークシンガーとしてデビューされた友部さんだけど、その時代その時代の景色や心情をパイオニアとして独自の目線で切り取って歌ってこられたんだなぁと。そこにはとてつもなく深いものと黒いものが流れている。そしてときどき何とも言えない救いがあったりもする。そこに辿り着くときがたまらない。
会場のHONKY TONKに友部さんが初めて歌いに来られたのは僕が生まれた年とのこと。友部さんにもお店にも長い歴史があり、それは壁一面にびっしり貼られたポスターが物語っています。長きに渡りお店を続けてこられたマスターの鈴木さんに出会えたこと、僕をオープニングに推薦してくださったミーサさんと知り合えたこと、色々なことが繋がり、この日がありました。
僕と友部さんとの共演は22年振りだったこともあり、その間に積もり積もっていた想いとか、書いてきた曲とか、与えてくださった時間の中でミニマムに表現するために、削ぎ落とし研ぎ澄ませる、みたいなことを繰り返して本番に挑みました。
結果、僕も新曲が中心のセットリストになりましたが、思わぬ反響もあってとても嬉しかったです。
最後に打ち上げの席で友部さんから「素晴らしかったです」と一言、言ってもらえたこと、それだけで自分がこれまで自分でやってきたことを肯定できたような喜びに満たされました。
まだまだ道の途中、いつかまた出会える時を願いながら僕も表現することを続けていこうと思います。







