岡田マサルさんの日記

三重県亀山にあったオーガニックレストラン「月の庭」の岡田マサルさんの日記本を読み返している。15年前、月の庭で歌わせてもらった際(偶然にも月の庭7周年の日だった)、ぼくのCDとマサルさんの本を交換こしたときのもの。その日は飛び込みで歌わせてもらい、カポを持っていなかった僕にマサルさんは割り箸とハリガネを駆使してオリジナルカポタストを作ってくれたりした。ものすごくいい空間で、いい夜だったのが今も忘れられない。ちょうどマサルさんの日記本が書かれた年齢が、今の自分と同じだったせいか、当時より伝わってくるものがあり、マサルさんの状況や内面が垣間見れたり、本当に様々な活動(山の畑の開墾作業とか)を楽しみながらやってのける行動力には頭が下がる思いがした。マサルさんに比べたら自分はこれまでの人生において何にもしてこなかったことに深く気付かされた。この数年後にマサルさんは癌で亡くなってしまい、とてもよいオーラを放っていた月の庭(料理も美味しかった)も無くなってしまったけど、この本が今も僕の本棚に残っていて、今になってふと読み返したくなったことに不思議な引力を感じずにはいられませんでした。こんな風に自分もパワフルに生きてみたくなったのかもしれない。

amemiya について

シンガーソングライター雨宮弘哲
カテゴリー: NEWS パーマリンク