本日発売、こたつ『トワイライツ』

というわけで、無事にこたつのアルバム『トワイライツ』が届きました。やっとっす。
このアルバムを制作しようと思ったのはちょうど1年前。
雨宮弘哲企画『雨まつり』(2010年8月/阿佐ヶ谷NEXT SUNDAY)で共演したバンド「ホーガン紙」に衝撃を受けたところから始まりました。
なんといってもホーガン紙は曲も詩もよいのだけれど、バンドとしてメンバー3人の醸し出す雰囲気が最高で、YouTubeで見た瞬間、ほとんど一目惚れでした。(ホーガン紙「ソレダケ」
こんなにバンドを好きになったのは久しぶりだったけれど、残念ながら
その一か月後にホーガン紙は突然活動を休止。
それでちょうど時間のあいてたホーガン紙のドラムのかえるに声をかけて
またいっしょに音を出してみようということになりました。
その頃、ソロ活動になんの展望も見えなくなってたぼくは、ソロでは出来ないような
バンド・ユニットという形での化学反応をかえると試してみたかった。
それが「こたつ」の復活のきっかけでした。
そして2010年11月にこたつとしては6年振りのライブが実現しました。
そのままこたつはアルバムのレコーディングに入る予定でしたが、
やむを得ない理由でかえるは京都に移住。
レコーディングは頓挫。
それから数カ月、じれったい日々が続きましたが、
それでもあきらめきれないぼくはギター3台を抱え、京都までレコーディングしに行きました。
それが今年3月、東日本大震災の5日前のことでした。
時間も予算もかぎられてる中での、一か八かの一発録りで
2人だけで見事に1日で5曲、録音・ミックスまでを終わらせることが出来ました(ミックスはママスタジヲの小泉さん〈studio SIMPO〉)。
それからマスタリング、プレス発注など、手子摺りながらもなんとか事なきを得て、
ようやっと今日という日に至りました。
収録されてる曲のほとんどがぼくが21、22才の頃に書いた曲ではありますが
かえるのコーラスとドラムのおかげで、新しい息吹がおもしろせつなく吹き込まれていて
ぼくのソロでもかえるのソロでもない、こたつとしての音楽が盤に刻まれたと思います。
ずっとカタチに出来ずにいたものが、こうしてどうにかなんとか辿りつく場所ができてよかった。
雨宮弘哲とかえる、この2人アンバランスでせつないおかしさを、まだ聴いたことのない人たちにもこのアルバムで感じてもらえたらうれしいです。

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NEW RELEASE & LIVE INFORMATION!!

【こたつ(雨宮弘哲vo&g+かえるdr&vo)のアルバム発売決定!! 】


こたつ 『トワイライツ』(5曲入りミニアルバム/1,000円)
8月28日(日)のライブ会場より先行発売開始!!

【そして故郷でのライブ、へきれきと久し振りの共演!!】

■2011年8月28日(日)山梨県 甲府市 ハーパーズ・ミル
 出演 雨宮弘哲/へきれき
 開場19:30 開演20:00  チャージ2,000円(1ドリンク付)
 ※小学生はチャージ半額!!

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新しいギター

先月ライブで共演した島崎智子さんがぼくのライブを見てひと言、 そのギターもう卒業せえへん? 演奏にギターが追いついてへんのよ。 って、うーんそうなんか自分でもこのギター、決して弾きやすいわけではないし、音はしょぼいし、古いし(70歳くらい)、 いちいち一曲ごとに入念なチューニングが必要だったりで、ほとほと参ってたとこだった。あめあめを解散した7年前、新しい音楽を模索しようと中古で購入したこのギター、何度かのリペアを経て、少しはマシになってきたものの、やはりここが限界なのか。そう思った翌日、久しぶりに渋谷の楽器屋へ。するとそこにはずっと欲しかったけど、高くて買うのを諦めてたギターが新品にも関わらず、なぜか意味不明に低価格で売られていた。これは買えってこと? きっとそうだ。今がタイミング。ぼくは20年振りに新品のアコースティックギターを買った。いつも優柔不断のぼくがほとんど迷うことなく。さっそく新しいギターとスタジオに入った。なんてっこった。まるで音の響きが違う。今までのギターは繊細な音が表現できないが故にジャカジャカ力強く弾かねばならなかった。それに合わせて歌も叫び散らさなければならなかった。 そして弾けば弾くほどチューニングはひどく狂う。それはものすご〜くストレスの溜まる作業だった。だけど新しいギターにはそれがない。小さい音でも「音楽」が表現できる。一曲毎にチューニングも必要ない。もう目から鱗。島崎さんが言っていた言葉の意味が身に沁みてよくわかった。大きな声を出さなくても、力強くギターを弾かなくても、ちゃんと音楽には力があるんだって、ぼくに大切なことを思い出させてくれた。そしてものすごく久しぶりに「ギターを弾くのが楽しい」って感覚を取り戻すことができた。新しいギターと出逢えてよかった。 次のライブがとってもたのしみ。新しい歌もいっぱい作りたい。今は毎日そんな気持ち。


これは卒業することになった古いギター。
いままでありがとう。おつかれさまでした。

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お詫びと訂正

広島でのライブから無事帰還しました。終戦の日に行われた「8.15世界同時多発フェスティバル プロジェクトFUKUSHIMA!」。ぼくは広島県福山市の会場、ポレポレで歌わせてもらいました。会場ではu-streamで福島でのライブの様子を放映し、ときどきそれを見守りながら、それぞれ思い思いの歌を歌ってこの日を盛り上げていました。

ライブ前後にはずっと行ってみたかった原爆ドーム、広島平和記念資料館、宮島、尾道、鞆の浦にも行くことが出来ました。福山に来たのは25年ぶり!やもっとかもしれない。大切な人たちにも再会することが出来て、とても充実した旅になりました。

この場でひとつ「お詫びと訂正」を。

8月21日の発売を予定していた、こたつ(雨宮弘哲+かえる)のニューアルバム『トワイライツ』ですが、データの不備が見つかったためプレスが出来ず、予定通り発売をすることが出来なくなってしまいました。本当に申し訳ありません。急いで確認作業をし、再度プレス発注をしております。なるべく速くお届けしたいのですが、発売日のほうを予定していた「8月21日」から一週間後の「8月28日」にずらさせてください。ライブ会場での初売りは8月28日の「甲府ハーパーズミル」からになります。通信販売での予約は引き続き受け付けています。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。以下、通販の詳細を載せておきます。

【ご注文方法】
CDのご注文は、「代金引換」と「郵便振替」の2通りでお受けしております。

■代金引換の場合
代金引換をご希望の場合は、メールにて承っております。ご希望のCD/数量、住所・氏名をご記入の上、ご注文ください。 数日中にご指定のメールアドレスに予約確認メールを送信致します。順次、代金引換郵便にて商品を発送致します。代金引換の場合、送料は全国一律何枚でも430円(代金引換手数料込み)となります。商品が到着しましたらCD代金×枚数+送料430円を配達員へお支払い下さい。

■郵便振替の場合
郵便局の振替用紙に必要事項をご記入のうえ、直接お振り込み下さい。入金が確認され次第、商品を発送致します。郵便振替の送料に関しては、1枚180円、2枚以上は何枚でも250円となります。

■口座番号00140-6-595573■加入者名雨宮弘哲■金額ご希望のCDの合計金額 + 送料■通信欄ご希望の商品名、数量ご連絡先の電話番号、もしくはe-mailアドレス

※ご不明な点がございましたらamemiyahiroaki@gmail.comまでお問い合わせ下さい。

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広島県広島市にて

生まれて初めて原爆ドームを見に行きました。慰霊碑に手を合わせ、平和記念資料館にも恥ずかしながらやっと行くことが出来ました。
そして終戦記念日の今日、広島で歌います。

プロジェクトFUKUSHIMA!」協賛イベント

■8月15日(月)広島県福山市 ポレポレ
「東日本大震災復興応援ライブvol.6」
P.M.7:30〜 チャージ無料

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新しいアルバム『トワイライツ』

今年3月に京都でレコーディングした、こたつ(雨宮+かえる)の5曲入りミニアルバム『トワイライツ』。あれこれあったけども、ようやくやっとなんとかどうにか、プレスに出すところまで漕ぎ着けました。ドラムとギターと歌、すべて一発取りで録って、ミックスして、マスタリングして、ジャケットのイラスト描いて、後は仕上がりを待つばかり。たぶん8月21日の発売日には間に合うと思われます。たのしみだなぁ。マイスペースで試聴もできるようにしました。ちょこっとのぞいてみてください。
http://www.myspace.com/amemiya
そしてぼくはこれから広島ツアー。バスに揺られて広島まで12時間の旅。睡眠不足のままバスに乗ってちゃんと眠れるかな。

NEW ALBUM 2011年8月21日 Release!!
【こたつ/『トワイライツ』】
AMUM-0002 ¥1,000(tax in)

【曲目】
1トワイライツ
2フトラジャ日和
3こたつのうた
4HOW?
5夕焼け

雨宮弘哲・・ボーカル、ギター
かえる・・・ドラム、ボーカル

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石巻再訪 最後の避難所ライブ

石巻の避難所が8月いっぱいですべて閉鎖と聞いて、
先月に引き続き、再び避難所のみんなに逢いに行ってきました。
ほとんどの人が仮設住宅に移り住んでいって、 人数もけっこう減ってたけど、
残っていたみんなと一緒に歌を歌って、酒を飲んで
再会をよろこびながら、楽しいひとときを過ごしてきました。

この日は石巻で花火大会もあり、
復興を願う大輪の花が瓦礫の街の上空に何度も咲きました。
何も無くなってしまった瓦礫の街が、一瞬にしてキレイな花火に包まれる。
きっと被災した人たちの心にはこの大きな花がいつまでも咲き続けるんだろうな。
そう思うとたまらないものがありました。
ぼくも無惨な街の光景を花火で塗り替えることが出来ました。

この日の避難所でのライブ映像です。
宮城民謡の「斎太郎節」「炭坑節」「竹田の子守唄」なんかを歌ってます。
YouTube【雨宮弘哲 避難所ライブ@石巻 2011.8.1

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