NEW SINGLE募金

ニューシングル『LOVE LOVE LOVE』の売上金は、テレビ朝日の「ドラえもん募金」に全額振り込みました。買ってくれた人、ありがとう。

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はちゃめちゃライブ、はちゃめちゃ人生

ひっさびさのライブ、、、ソロ、弾き語り。
マスクをつけたままステージにあがり、マスクをつけたまま歌い、マスクをつけたままハーモニカを吹いた。何やってんのか。セットリストはあってないようなもんで。だっせんだっせんまた脱線。まったくレールに乗れず、乗ろうともせず。他の出演者が震災についてとっても真面目なMCをしてるのを聞くとついふざけたくなってしまう。暴れたくなってしまう。不謹慎だなぁ。はちゃめちゃだ。思い返せば自分の人生もはちゃめちゃで脱線しまくってるのでこれはもうしょうがない。か。
だけど今テレビを見ててもネットを見てても悲しいニュースばかりで、ぼくはもういてもたってもいられない感じで。処分されてく野菜とか、放射能分布図とか、家族を亡くした人の涙とか。黙って見続けるのは苦しいよ。つらくなる。せめてライブでは調子に乗って笑ったり愛を叫んだりしていたい。ニュースで覚えたベシベルとかミリシーベルトとか不必要なはずの単位も忘れて。


ライブ会場限定シングルCD「LOVE LOVE LOVE」は予想外の売れ行きで即日完売しました。こんなに売れるとは思ってなくて、手に出来なかった人がいて申し訳ない思いでした。このCDの売り上げ金は全額、東日本大震災への義援金として寄付しますね。あまりにもちっぽけな額なので腹の足しにもならないでしょうけど。自分が出来ることをさせて戴きました。

さて次のライブは4月7、8日の無力無善寺2daysです。
次こそは真面目に歌います。多分無理だろうけど。

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明日のライブのこと、自分が出来ること

明日の下北沢LOFTでのライブは予定通り行います。出演時間は8時20分からです。震災の影響でいろんなミュージシャンたちが復興イベントみたいなことをやっていますが、ぼくのような無名なアーチストがそのようなことをやってもたいして意味がない。音楽でぼくはまったく力になれません。それが心苦しくもあったのですが、とにかく明日はいつものように自分が奏でたい曲を想いを込めてめちゃくちゃに奏でようと思ってます。
明日ライブ会場で発売予定だった雨宮弘哲ニューシングル「LOVE LOVE LOVE」は予定通り発売します。そしてそのCDの売り上げ金は震災復興のために全額を寄付したいと思います。ささやかだけれど自分に出来ることを少しだけ。東北の友だちたちが元気でいてくれたらいいな。


「LOVE LOVE LOVE」/雨宮弘哲

■2011年3月24日(木)下北沢 LOFT
開場6:30 開演7:00 1500円(ワンドリンク付)
出演 青山祐己 玉梶かずや 雨宮弘哲 倉内太 依田聡子
〒155-0032世田谷区代沢5-31-8エクセレント下北沢B1
TEL03-3412-6990下北沢駅南口下車徒歩5分

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震災後、テレビを見ていて

震災後テレビを見ているといつまでも
心が晴れないというか、
心がへとへとになる。
被災者の人たちのことを思うと胸が痛い。

福島の原発、本当に危機的な状況だけれど
テレビで政治家、評論家の発言はいつまでも上っ面で
うまくごまかすようなことしか言っていない。
なぜ情報操作しようとするのか、
その理由はだいたい察するけれど…

日本人全員が被曝者にならないためにも
もっと正確な情報を得て騙されないように
危機感を持っておかないといけないと思う。
そしてテレビは切迫した事態の深刻さを
さほど伝えてはくれない。

そもそも日本の原発におむつなんかついていないし
「チェルノブイリのようにはならない」っていう
官房長官の発言の根拠がまったく不明だし
被害の確率よりも最大の被害を予測するべきだし
それがチェルノブイリよりマシだとしても
被害は相当ひどいわけだし
放射能にしたって、ほうれん草や牛乳にしたって
「人体に ”直ちに” 影響はない」という言葉の意味とか
考えてみれば怪しいことばかり。

まだ小さな息子を抱えて避難生活を送ってる
福島の友だち家族のことを思うと胸が痛い。

どうか被災者の人たちはこの辛い日々を
希望を失うことなく乗り越えてほしい。
無責任な言葉だけれど、今はそう願うしかない。

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京都レコーディング終了

京都レコーディング、無事終えました。ぼくがずっと録りたかった歌を、ずっと録りたかった人と、ようやく形にできました。まだマスタリングは残ってますが、アルバム一枚のレコーディング、そしてミックスまで、全曲を一日でやり切りました。時間は限られていて、ゆっくり音を重ねる場合でもなく、その一回にかける感じのバンド一発録りでほぼワンテイクOK。ここをこうしたかったっていうのは実力がなかったってことでいさぎよくあきらめる。ノーリグレット、でもリグレット。だけどもレコーディングはいい作品を録りたいっていう欲があるのは当然だけど、それにいつまでもふりまわされてちゃよくない。ゆれたらだめになる。そんな気がする。今ある自分の姿をどうにか認めていかねばならぬ。そしてよくないとこだけじゃなくていいとこにも気づいてかないと。そして愛していかないと。録りたいのは上手い演奏なのか、それとも情熱なのか。あんまよくわかんないけど、録られたものは紛れもなくこのバンドの音で、それはうごかぬことで、我が子のような、記念すべき初音源、いとおしいよ。何度も聴き返し、じわじわとよろこびを噛みしめた。なかなかハードな日々だったけど、いちばん好きな音楽に集中できたし、貴重な体験をしたし、また音楽がより好きになった。いろんな出逢いがあって、最後は後ろ髪を引かれるようにぼくはひとり京都を後にした。わざわざ京都まで行った甲斐が充分にありました。ギター3台+スーツケースを持っての移動はやっぱりきつかったけど…。今度はライブで行きたいな。ちかいうちに。

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