今年はなんだかいっぱい動きまわった1年でした。
年初めに初めてのフルマラソンを走り、その後京都でのレコーディング、
春には故郷・山梨での初ワンマン、京都3daysライブ、
7月〜8月は東北の避難所でライブ、終戦記念日に広島でライブ、
アルバム『トワイライツ』をリリースして、
レコ発関西(京都、神戸、大阪)ツアー。
たぶん過去の音楽人生の中で一番活発な年でした。
数えたら今年のライブは全部で44本。
多いのか少ないのかはわからないけど、
声をかけられたライブには場所を問わずすべて出演して、
とにかく全力で向かうしかなかった。
今振り返ると、心に焼きついているのはやっぱり
東北の無惨な瓦礫の風景。
石巻、女川、南三陸…
そして被災地のみんなの笑顔と涙。
東日本大震災が起こったときには
自分の歌がなにか役立つんじゃないかなんて
まったく考えられなかったけれど
つくづく被災地へ飛び込んで行ってよかったなぁと
年の瀬に今年を振り返りながら思っています。
血の流れたこころや街は
やがて瘡蓋が出来て再生していく。
お年寄りと杯を交わしたり、子どもたちとかき氷を食べたり、
そんなふれあいのひとつひとつに
ぼく自身のほうがすくわれたりもした。
現地で出逢ったみなさん、
ぼくを被災地に呼び出してくれた佐藤さんに
こころから感謝を。
今年の経験を生かして
来年、やるべきことに向かって
明日からまた進んで行きたいと思ってます。
今年一年、ありがとうございました。